おきなわ見聞録

はいたーい！
前回から何日あいてるのだろうか…
もうプレッシャーさえも感じませんが。

ゴールデンウィーク、有休とって10日休んだ人もいるそうですね。
私は、休みも休めねぇ！お子達と遊ぶのに精いっぱい！
たまにはごろごろ寝てみたい。
と思いつつも、さて、今日はどこで何をしようか、と考えてしまうのです。
子持ちの方はみんなこうなんでしょうね。あー寝て過ごしてみたい。

4月30日に梅雨入りして、雨のゴールデンウィークとなりましたが、みなさんはどうやって過ごしたのでしょうか。
とにかく人混みが嫌い！な夫婦なもんで、なるべく人のいない場所へ行こう、てか、そんな場所あるのか？って感じでしたが、山や海へとでかけました。

今回は最初の3連休の出来事を。

突然ですが、我が家の旦那クンの実家はマンゴー農家です。
旦那クンは最近よくお父さんのお手伝いをしに行きます。
29日もお手伝いをするというので、私はお子たちを連れてひたすら58号線を北上。
目指すは奥！本島北部 国頭村の奥です。陸の孤島です。
手つかずの自然が残った素敵な意味での孤島、ということで。
目的はこいのぼり祭り。しかし、着いてみると…

祭りやってねー
まだ準備中でした…

子供たちは川で石を投げだし、向こう岸までとどいた人の勝ちー
と競ってました。

息子の勝ち。7段跳びした！と威張ってました。

このこいのぼり祭り、毎年「今年が最後かも…」と不安を抱えながら開催してるんだとか。（数年前に聞いた話なので間違ってたらスミマセン）
なんでも、この地域には若い人がいない！奥の人達ががんばってこいのぼりの設置をしてるらしいんですが、高齢化が進み開催が危ぶまれているんだとか。
う～ん…切実。

そんな奥で、以前地域の人達と一緒に海ガメの卵を見に行く機会がありました。
夜に真っ暗な海岸へ懐中電灯の灯りをたよりに砂浜を歩き、
「今日カメさん生まれるといいねぇ」と長女とワクワクしながら産卵場所まで行くと、
なんと！砂の中から蛇が！！
出てきたと思ったら卵をパクッ ひ、ひぇー！！
いや、これが自然ですよ。でもでも、砂の上歩いて帰るのこえー！！

てな事がありました。カメが生まれるのを見るのも素敵な思い出ですが、
こっちもなかなか強烈な思い出となって私の脳裏にこびりついて離れません。

話を戻して。

その後は同じく国頭村の奥間にある軍ビーチへ。
こちらはJALプライベートビーチリゾートオクマの隣にあります。が、
誰でも入れるわけではありません。

米軍の保養所とでもいうんでしょうか。正式名称は知りません。
みんな軍ビーチと呼ぶので私もそう言ってます。
ここは至れり尽くせり。シャワーも温かいお湯が出る！しかもタダ！
芝生もいつもキレイ！ビーチも当然キレイ！
ホストネーションサポートってやつのおかげなのか…


で、異文化交流。
お子達はブロンドのかわいこちゃんと追いかけっこしたり
何やら楽しそうに遊んでました。
言葉が通じなくても遊べるってすごいよなぁ。

そんなこんなでアスレチックで遊んで疲れ果てた頃に旦那クンからお迎え要請。
マンゴーハウスへ行くと、リュウキュウヤマガメが。

まいどー

このこ天然記念物ですよね？絶滅危惧種。ですよね？
普通に目の前にいるよ！（ちょっと興奮）
自然豊かな大宜味村の山での出来事でした。

そういや、旦那クンのおばちゃんのお家には同じく天然記念物の
「イシカワガエル」さんが生息してます。
いつか写真を撮ってきます。

あーもう初めの3日間は無理です。
今回は初日のみで。

あ、奥では↑あの川のトコで泊って遊ぶ事もできますよー。
ぜひ一度遊びに行ってみてくださーい。
ちなみに桜の季節もオススメ。1年待ちですが。

ではではまたねー


クリックよろしくー

春の海ひねもすのたりのたりかな。
穏やかな海です。のたりのたりのたってます。
こんな静かで穏やかな海が、一瞬で全てを奪いとってしまう。恐ろしいです。

（写真、横にしたい！が、どーしたらいいんだ？）

ほい。週末に山原へ行ってきたちぐです。
私の旦那クンは山原 大宜味村喜如嘉の出身です。
喜如嘉といえば、芭蕉の里として有名です。そんな喜如嘉では今、薄紫色の花が咲き始めてます。


オクラレルカです。その名を知らない人は「へ？」となってしまいそうな名前。何かを問われてるような「オクラレルカ」 アヤメ科でアイリスの一種。
まだ3分咲きくらいなので、たぶん今度の土日にはもっと綺麗に咲いてると思います。

行った事のある人は分かると思いますが、もんのすごい田舎です。そんなドが付く田舎にこのオクラレルカを見る為に観光バスに乗って中南部からたくさんの人たちが訪れます。見れば納得！本当に綺麗です。薄紫色の絨毯のよう。

分かりにくいですが、ずーっと向こうまでオクラレルカが咲いてます。

そんな喜如嘉にはこんなのが。

初めて見た時は3度見くらいして、車をバックさせて確認し……爆笑！
うん。確かに、美人（老いた）が多いように思います！わはは！

大宜味村、なーんもないけれど、いろんなモノがあります。
海もすっごく綺麗だし、山へ行けば見た事ない虫いっぱい！（うちの息子はブヨとやらに刺されてお岩さんになりました）
芭蕉布工房へ行けばもしかすると人間国宝の平良敏子さんに会えるカモ！
オクラレルカを見に田園？へ行けばいろんな鳥に出会える！
最近はカフェもいっぱい。喜如嘉の山の上にある「カフェ＆工房ちこ」へもぜひ。


地酒横丁でもオクラレルカがお出迎えしてくれますよ。



クリックしてねー

今回の東北地方太平洋沖地震。
テレビや新聞、ラジオなどのメディアで状況を知るたびに、胸が痛いです。
本当にやるせない気持ちでいっぱい。

言葉が選べないけれど、暖かいところで無事に過ごせているよう、1日でも早い復旧復興を、と祈るばかり。


そして、命がけで必死に救済活動をしている人たちに最大の敬意と感謝を。
これからも引き続き、早い救助をお願いします。

こんな時に私たちには何ができるんだろう…
水や食料、毛布などを送りたい！と思っても、被災地の受け入れ態勢が整うまでは、善意が無駄に、というか邪魔にさえなってしまうと聞いたような。

とりあえず募金ですかね。
1人100円の募金をしたとして、1億人が募金をすれば100億円。
1人の力は小さいけれど、集まればそれは大きくなる。

で、沖縄に住んでる私たちもいつ被災者側になるか分からない。
いろいろ学んで、備えていきたいです。

まだまだ揺れが続いているようで、東京にお嫁に行った友達は「怖い！沖縄に帰りたい！」と泣いてました。彼女いわく、もっと大変な思いをしてる人たちがいるから、私が怖いとかって言うのはためらってしまう、と。うん、その気持ちなんとなく分かる。が、
どんな気持ちも吐き出せー！何でも聞くからー！というか、今のところそれしかできないんですが。

改めて、何もかもが不足していると思いますが、気を強く持ち、みんなで手を取り合って団結して乗り越えていけるように。